ベスパの旅 邯鄲の夢

最終日の朝

鏡を見ながら、身支度を整える
無精ヒゲと頬骨が少し目立つ

そういえば、昨日はランチ以外、まともに食べてない
腹が減りすぎて、少し眩暈がする

ふと、いつぞやガス欠で数キロ押し歩きしたことを思い出す
腹が減っているのは僕だけではないようだ
まずはベスパに食事、もといガソリンを与えることにした

近くのスタンド
給油後、いつものように2ストオイルをカップで計測
混合給油ならではの儀式、今となっては珍しい

次は白石区川下、ピッツェリア・ダ・マッシモ
11:30のオープン間もなく訪れたが、店内はほぼ満席
カウンターの端に腰掛け、マルゲリータとミネラルウォーター(炭酸入り)をオーダー

知る限り、ここは最高のピッツェリア
メニューはマルゲリータとマリナーラのみ

ガラス越しのオープンキッチン
カウンターは全てが見える特等席だ

10分ほど待つとアツアツのマルゲリータが運ばれてきた
小麦の薫りが食欲を刺激する
噛むほどにトマトと麦の甘味が広がる

そのマッシモの至近
菜々兵衛という人気ラーメン店がある
折角なのでハシゴと思ったが…行列を目の前に断念
次回リベンジを誓った

至福の時は終わり、いざ函館へ

行きは避けていた中山峠を通過
常にフルスロットル、でも破綻しない速度
登りは緩々、下りは拮々
景色がゆっくりと流れる
まさに原付の醍醐味だ

倶知安到着、日が傾きはじめる
コンビニで甘酒を買い、身体を暖めた

七飯峠下まではノンストップ
ご褒美はラッキーピエロのカツ丼

そして事件は突然おきた
函館新道の側道、走行中に聴こえた金属音
妙な悪寒を感じ、そのまま無視して走り続ける

赤信号で停車、恐々と後方確認
僕はあるべきものがないことに気付く
なんとそれはナンバープレート

急ぎUターン、暗中懸命に捜索
小一時間経過、無念のギブアップ
かくして旅の最後はJAFで締めくくられた

深夜2時、ようやく自宅に到着
今日は更に更に深い眠りにつけそうである

本日の走行距離 322Km
総走行距離 911km+寄り道の分


本日の走行距離 322Km



CLOVER COFFEE COMPANY

北海道函館市にある、インディーズカフェです 溶岩焙煎コーヒーや超特濃ミルクを使った濃~いラテ 石窯ナポリピザやモチモチパスタ、ワッフルなどがあります

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